冷蔵倉庫のスペース不足問題は、多くの現場で問題視されています。限られた冷蔵倉庫を効率良く使用するための対策について見ていきましょう。
大都市圏を中心として、多くの物流現場で冷蔵倉庫のひっ迫が問題視されています。ロックダウン解除後に中国からの輸入が増加したことや、輸入者の買い置き、北米からのコンテナ輸送が勢いを取り戻しつつあることなどが原因です。
冷蔵倉庫内のスペースが足りず、通路まで使っている現場もあります。業務用冷凍食品の需要が停滞してしまったことや、消費が伸びない肉を冷蔵倉庫で凍結しなければならないことなども、冷蔵倉庫のスペース不足に拍車をかけているようです。
冷蔵倉庫のスペース不足を解決するためには、倉庫スペースを有効活用するための対策を練ることが必要です。
倉庫の中で棚と天井の間にスペースが余っている場合は多くあります。
余っている上部空間は、積層ラックや高層ラック、移動ラックなどによって活用することが可能です。フォークリフトを利用したり、ハンドル・電動式の移動ラックを利用したりすることによって、高い場所に収納しても取り出しやすくなります。
出し入れする頻度によって商品をグループ分けし、保管場所を変更してみましょう。たとえば、出荷頻度が高い商品は倉庫の出入り口に近い場所に保管したり、通路の中央に配置したりするのがおすすめ。逆に、出荷頻度の低いグループは、倉庫の奥や狭い通路に配置しておきましょう。
倉庫内のレイアウトを整えるためにも、作業工程を一から確認し、導線の短縮を試みましょう。理想は一筆書きで導線を作ること。ピッキング作業がしやすいように通路の幅を広めに取ったり、同時に動かされることの多い商品同士を近くに配置したりするなど、作業導線を中心にレイアウトを整えると倉庫内の効率がアップします。
冷蔵倉庫のスペース不足問題はどの物流現場でも悩みの種となっています。倉庫内のレイアウトを整えてスペースを有効活用していきましょう。
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